リニューアルした方が良いホームページとは?

ホームページは、「完成したから終わり」ではありません。
会社の営業状況や社会情勢、最新技術やメディアの登場に合わせて、適切な「リニューアル作業」を行っていく必要があります。
今回は、「リニューアルが必要なホームページ」とはどんなものなのか。
そして、具体的なリニューアルのポイントについて解説したいと思います。

こんなホームページはリニューアルした方が良い

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問い合わせや訪問数やが少ない

アクセス解析の結果、以前よりホームページへの訪問者数が減っている、問い合わせ数が減っている。
そういった場合は、ホームページが何らかの原因によって検索上位に表示されず、アクセス数が減っている=閲覧する人が減っていると考えられます。
アクセス数の減少は、ホームページのコンテンツが魅力的でなかったり、システムが古かったりと様々な原因が考えられます。

デザインや見た目が古く、格好が悪い

ホームページのデザインは、非常に重要な要素です。
ぱっと見たときの印象が悪いと、閲覧者はすぐに離脱して、他のページに移動してしまいます。
ホームページにもその時代の「流行」がありますし、企業やサービスの特徴・カラーにマッチしたデザインに仕上げることも重要です。
サイトの見た目はそのままアクセス数・問い合わせ数にも影響を与えるのは間違いありません。

機能面で不具合がある

ホームページは、スマートフォンに対応していることが「当たり前」になりつつある現代。
レスポンシブデザインなどを活用して、パソコン、タブレット、スマートフォンなどそれぞれのメディアに対応して、見やすく表示できる機能は必要不可欠です。
他にもSNSやYou Tube、GoogleMapとの連携など、新しい技術を取り入れた最新の機能を使えるよう常にアップデートをしていく必要があります。

中身が整っていない、最新ではない

ホームページの最終更新日が5年前というのでは、誰もそのホームページの内容を信用してくれません。
ホームページの中身・コンテンツは常に最新の情報に更新するよう心がけなければなりません。
古い情報のままでは、閲覧者にとってもメリットはありませんし、SEO対策の面でも不利になると考えられます。

ホームページをリニューアルするポイント

それでは上記のような問題を抱えている古いホームページはどのようにリニューアルするのが良いか?

既存ホームページの分析

まずは、運用しているホームページを詳細に分析し、その問題点や課題を洗い出すことから始めましょう。
ホームページの効果が実感できないのには、必ず理由があります。
内容は古くないか、ページは見にくくないか、文章は分かりにくくないか、写真のクオリティはどうかなど、「お客様の視点・気持ち」になって自社のホームページを客観的に眺めてみることも大切です。
その際に最も重要なポイントの一つが、「ホームページのターゲットが明確になっているか」ということです。
ホームページで紹介しているサービスや商品をどんな人に買って欲しいか、自社の情報をどんな人に届けたいか。
そのターゲットをしっかりと定めることで、「成果を出せるホームページ」に仕上げていきます。

競合他社のホームページ分析

①が「内側の研究」だとすれば、競合他社ホームページの分析は「外側の研究」ということになります。
ホームページの検索順位は、相対的に決まりますので、他社と比べて「どちらがSEO的に優れているか」が重要になります。
また、ホームページを訪れたお客様も、ホームページに書かれた内容を比較して、依頼する企業や購入する商品を決めることになります。
つまり、自社と他社のホームページを比較して、勝っている点、劣っている点を分析することで、自社に足りない部分を補いつつ、他社との差別化を実現することができるようになるのです。

デザインの見直し

企業カラーやサービスの内容にマッチしたテーマを選びつつ、最新のトレンドを取り入れたデザインを目指します。
時代によって、写真を大きく使ったり、動きのあるホームページにしたりと流行は変わってきますので、企業・サービスの「ブランディング」も考えながら、質の高いデザインに仕上げることが重要です。
また、パソコン表示、スマホ表示のどちらにも最適化されたデザインにすることで、ユーザビリティや使い勝手、閲覧のしやすさを向上させることができます。

コンテンツの構成と内容を改善

ホームページの中身=コンテンツは、常に新しい情報に更新していく必要があります。
ホームページは基本的に写真と文章でできていますが、どちらも内容が変更されたタイミングでしっかりと修正し、最新版が公開できるように整えておきましょう。
ホームページ運営が長くなると、情報が古すぎるページや不要な情報も増えてきます。
そのようなページは、積極的に削除していくことも大切です。
定期的な更新が行われることは、SEO対策としてもメリットがあります。
ホームページを運用しながら、お客様の反応などを見つつ、適切な改善を繰り返していくことで、理想的な形に近づけていきましょう。

最新技術に対応したシステム

各種SNSや生成AIの技術革新など、インターネットの世界では、日々、新しい技術が開発され、積極的に活用されています。
そういった最新技術をホームページ制作や運営に導入することで、これまでの業務をより効率化させられたり、新しいビジネスチャンスを広げたりすることも可能です。
最新のインターネット技術を使用するには、ホームページ自体も最新のシステムに対応している必要がありますので、常にアップデートを行い、進化に対応できる下地を作っておく必要があります。
継続的なホームページのメンテナンスには、情報セキュリティの面でもリスクを回避しやすくなるというメリットがあります。

SEO対策と広告宣伝

ホームページのリニューアルを行うことで、一時的にアクセス数が減るなどの事態も考えられます。
その際は、適切な内部SEO対策・外部SEO対策を行うことで、早期にアクセスを回復できるように作業を行います。
また、インターネット広告などを活用することで、よりスピーディーにリニューアルしたホームページの存在をお客様に知らせることができるので、使ってみるのも一つの手段です。
リスティング広告の運用とそれに対応したLP(ランディングページ)を制作・運用するなど、インターネット広告とホームページをうまく融合させていくことが重要です。

ホームページの目的を達成するためのリニューアルを考える

ホームページのリニューアルは、見た目や機能を新しくするという意味もありますが、重要な目的は「アクセス数を増やす、注文を増やす、問い合わせを増やす、採用を増やす」など、ホームページに求める目的を達成し、より良い結果を得られるように工夫することです。

企業によってそれぞれホームページを持つ目的はさまざまです。その要望をしっかりとうかがって、目標とするゴールに向かって最適なソリューションを提供するのが、私たちの仕事であり、得意なことです。

古いホームページをリニューアルしたい、ホームページをビジネスにもっと活かしたいという企業様のご依頼をお待ちしております。

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